日本代表ニュース

2008年12月17日

果たして長崎のサッカーとは

今年、V・ファーレン長崎はリーグ2位
先月出場した地域決勝も2位で
見事の2009年からのJFL昇格を手中に

それから半月
そろそろ今シーズンを振り返ってみる


昨年までの3年間と今シーズン
長崎のスタイルは微妙に変わった
今年就任した東川監督が標榜するのは
ポゼッションサッカーである

簡単に言うとポゼッションサッカーとは
キープ力や細かいパスを駆使して
相手より優位に立ち、ゲームの主導権を握る
そんなサッカーであるといえる
そしてポゼッションサッカーを確立するのは
戦術理解と中盤の運動量である


昨年までの長崎サッカーは中盤の底から
スピードのあるサイドへの展開で
決定力のあるツートップへつなげる
または切れ込んでシュートチャンスをつくる
中央には天才的なパサーを置き
これが攻撃のアクセントになる
そんなサッカーだったと言っていいはず

何人かの選手が離脱し何人かの選手が入る
世界中のどこのクラブでも起こる現象だが
今年新加入した選手は誰をとってみても
昨年までのスタイルを完成させる選手ばかり

GK 近藤健一
RB 立石飛鳥
CB 久留貴昭
CB 伝庄 優
LB 梶原 公
VO 原田武男
VO 田上 渉
LH 山形恭平
RH 大塚和征
OH 川崎元気
FW 有光亮太
FW 福嶋 洋

これでいけば昨年までのサッカーを
昇華させることも可能であり
竹村・太田・隅田・園田を併用することで
運動量の多い選手の消耗も防ぐことができる
なんかブッチギリで優勝しそうなメンバーだ(笑)

もちろんココでいう隅田はFW・SHであり
園田はSBと本来のポジションである


しかし今年就任した東川監督は
開幕時に選手のコンバートを敢行
渉を左SBへ隅田を右SBへコンバート
ボランチに元気を配してきた
先程も述べたようにポゼッションサッカーは
戦術理解と中盤の運動量が必須条件

渉はソツなくこなしていたが
夏場までの隅田は裏をとられる事が多く
ダブルボランチの武男と元気は
運動量で明らかにマイナスだった
また、サイドの大塚と恭平は
開いてボールをもらうスタイルなので
どうしても中盤が機能しない


リーグも中盤から後半戦になると
元気をトップ下に上げて
恭平に替えて竹村を左に固定した
これが功を奏して中盤が安定
ワンボランチの武男のフォローは
竹村と渉が担当し全員がよく連動した
最終節で惜しくも優勝は逃したが
シーズン2位で地域決勝の権利を
もぎとった



今年の練習やゲームを見ても戦術が浸透し
理解されているとは言い難かった
練習はまるでユースチームのようであり
指示する監督はキャプテンのようであった

東川監督は紛れもなく育成型であり
1年で結果を求められる今年の長崎には
向いてなかったに違いない

結果、kyuリーグは選手の資質で勝利し
監督の理想でピンチをむかえたと言っても
過言ではないだろう


選手の固定化も問題だった
ベンチ入りしているリザーブの選手も
交代が固定化されているため
士気があがらない

そこに持ってきて開幕から一貫して
右SBで使い続けた隅田が
地域決勝予選ラウンド初日に負傷
2日目から飛鳥が入った
昨年はレギュラーだった事と
選手としての資質が高いため
正直、隅田より安定して見られたが
他のポジションの選手だったらと思うと
今更ながら怖くなる

リーグ終了から地域決勝までの期間
ポゼッションを廃してシンプルサッカーに
変貌した長崎は以前の強さを取り戻していた

ポゼッションサッカーは一朝一夕で
できるスタイルではない
時間をかけて戦術を浸透させ
それなりのトレーニングを積んで
完成するサッカースタイルである

いづれにせよ最低の目標だった
JFLへの昇格は果たした
次の目標はJ2となる

まだ来年の長崎の監督は公式発表されていない

もし長崎がサッカースタイルを変えるなら
J2に入って安定してからではないだろうか



そして東川監督のような指導スタイルは
長期計画で長崎のユース世代を育てる
そんな指導法のような気がする
posted by KING at 22:59| 福岡 | Comment(0) | TrackBack(0) | COLUMN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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